配信のご相談をいただく際、「オンライン配信」と「ハイブリッド配信」という言葉が、同じ意味で使われていることがよくあります。実はこの2つ、開催の形が大きく異なります。今回は、それぞれの意味の違いと、どちらを選ぶかの考え方をやさしく解説します。
「オンライン配信」とは
オンライン配信は、会場に人を集めず、登壇者と視聴者がそれぞれオンライン上でつながる形式です。登壇者はオフィスやスタジオから話し、視聴者は各自のパソコンやスマートフォンで視聴します。ウェビナーや、社内向けのオンライン説明会は、この形式にあたります。
「ハイブリッド配信」とは
ハイブリッド配信は、会場に参加者を集めながら、同時にオンラインでも配信する形式です。会場に来られる方は現地で参加し、来られない方はオンラインで参加できます。株主総会や決算説明会、カンファレンスなど、会場開催を軸にしながら遠方の方にも届けたい場合に選ばれる形式です。
何が違うのか
両者の違いは、単に「会場があるかどうか」だけではありません。ハイブリッド配信では、会場にいる参加者への対応と、オンラインで見ている視聴者への対応を、同時に成立させる必要があります。
・必要な機材
オンライン配信でも、スタジオやセミナールームを使って本格的な収録環境を組む場合は、カメラや音響機材など、ハイブリッド配信とあまり変わらない機材構成になることがあります。パソコンとWebカメラだけで行う簡易的なオンライン配信であれば、必要な機材は少なくて済みます。一方ハイブリッド配信は、会場に参加者がいる以上、会場全体を撮影するカメラ、会場の音響とマイク、スクリーンへの投影機材が欠かせません。
・必要な人員
こちらも、オンライン配信の収録環境の規模によって変わります。簡易的なオンライン配信であれば少人数で運用できますが、スタジオなどを使った本格的な収録では、ハイブリッド配信と同じように、カメラの操作や音声のミキシングなど、複数の役割を分担することになります。
どちらを選ぶかの考え方
選ぶときの一つの目安になるのが、「会場に集まる意味があるかどうか」です。株主総会のように、法令上・運営上、会場開催を前提としながら遠方の株主にも配慮したい場合や、登壇者と会場の参加者との対話に価値がある研修・カンファレンスでは、ハイブリッド配信が向いている傾向があります。一方、参加者全員がオンラインで問題ない社内説明会やウェビナーであれば、オンライン配信のみの方が、機材・人員のコストを抑えやすくなります。実際にどちらが適しているかは、参加者の状況や主催者様のご要望によっても変わってきます。
まとめ
オンライン配信は「参加者全員がオンラインでつながる」形式、ハイブリッド配信は「会場とオンラインを同時に成立させる」形式です。必要な機材や人員も、収録環境の規模によって変わってきます。
ハイパーボーダーでは、オンライン配信・ハイブリッド配信のどちらにも対応しております。お気軽にご相談ください。


